鹿児島県南大隅町は11月20、21日、観光などをPRするイベント「~本土最南端 佐多岬からの贈り物~食べて旅して南大隅 2017in大阪」を大阪市北区梅田地下街のディアモール大阪ディーズスクエアで開催した。
南大隅町にある本土最南端の佐多岬などの観光地や物産、同町へのふるさと納税を紹介。11月21日の観光PRステージには、森田俊彦南大隅町長、関西地区の南大隅町ディープ・トリップ・アンバサダー(PRレディー)を務める神戸松蔭女子学院大学の大学生、同町のPRキャラクター「みさきちゃん」が登場。ビンゴ大会も開催した。
森田町長は「九州新幹線全線開業の効果は大隅半島側にまだまだ届いていないと言われるが、南大隅町から広げていきたい。この夏のJR西日本の鹿児島キャンペーンでは大きく取り上げてもらい感謝している。指宿から高速船で南大隅町に入るルートもサービスの拡充を検討している。大阪からは『フェリーさんふらわあ』の新造船の運航開始もあり、もっと多くの人に大隅半島に来てほしい」と話した。
南大隅町ディープ・トリップ・アンバサダーは、南大隅町の魅力や情報を全国各地の人々に発信するため、関西、福岡、鹿児島地区から選任されている。神戸松陰女子学院大学の学生は、昨年実施された南九州3県(熊本県、宮崎県、鹿児島県)とJR西日本の共同プロジェクト「ユニバーシティ・カレッジ南九州」に参加し、現地で研修を行ったことからアンバサダーに選ばれている。