星野リゾートトマム、秋限定メニューを提供開始

　星野リゾートトマムは５日、秋限定メニューの提供を始めた。

北海道最大級の滞在型リゾート「星野リゾートトマム」は、メインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU」にて、2019年9月5日~10月31日の期間に、秋限定のメニューを提供します。北海道を代表する秋の食材をふんだんに使用した独創的なイタリア料理です。脂の乗ったやわらかくみずみずしい鮭や、プチプチと弾けるいくらをはじめとする旬の素材を堪能できる、全8品のディナーコースです。

OTTO SETTE TOMAMU とは

2019年7月1日に誕生したイタリア料理をフルコースで提供するレストランです。イタリアのピエモンテ州やリグーリア州の郷土料理を北海道ならではの食材と掛け合わせて提供します。当レストランのコンセプトはイタリア語で「美食のカレンダー」を意味する「Calendario Gastronomico（カレンダリオ・ガストロノーミコ）」です。当リゾートを訪れる人に、その時期の一番おいしい食材を味わっていただきたいと考えています。また、選りすぐりのヴァン・ナチュール（＊1）を軸に、料理一皿一皿に合わせるこだわりのペアリングコースもおすすめです。厳選したワインと独創的な料理の組み合わせを提案します。

＊1できる限り自然に寄り添い、自然の力を引き出して作られたワインで、自然派ワインとも呼ばれる。

秋限定のメニュー紹介

【冷前菜】皮目を香ばしく焼いた鮭といくらのコルノ（＊2）

旬の鮭は、川を遡上（そじょう）するために栄養を蓄え、脂が乗っているのが特徴です。その鮭の旨味を存分に味わっていただけるよう、身はやわらかくみずみずしいレアで提供します。マリネすることで旨味をさらに凝縮させた鮭のしっとりとしたと、香ばしく焼き上げた皮で2つの食感を楽しめます。北海道の秋の食材を堪能する一皿です。

＊2 イタリア語で角。食材を円錐形に巻き、中にクリームなどを詰めた料理。

【温前菜】牡丹海老とクロスターチェのトースト白バルサミコの泡を乗せて

海老の香りが口いっぱいに広がり、ふっくらとした牡丹海老を存分にお楽しみいただける一品です。65°Cの低温でじっくりと火入れをした牡丹海老と、クリーミーで濃厚な味わいのソースが染み込んだトーストを合わせます。白バルサミコの酸味との組み合わせも楽しめる一品です。

【パスタ料理】豚肉のラグーとおぼろ昆布のタヤリン

北海道の海で育まれ、職人の手によって丁寧に削られたおぼろ昆布とピエモンテ州の郷土料理であるタヤリン、豚肉のラグーを合わせた料理です。ラグーに使うポルチーニは世界三大きのこのひとつで、独特な香りと歯応えがあります。おぼろ昆布の旨味とポルチーニの苦みが合わさった味わい深い料理です。

【魚料理】キンキのゴルゴンゾーラソース玉葱のグラティナート

北海道ではキンキの名で親しまれており、高級魚として知られている真っ赤な魚です。旬の時期は脂の乗りが非常に良く、スプマンテで蒸し上げることで酸味が加わり、さっぱりとした味わいになります。キンキの煮汁を使ったゴルゴンゾーラのソースでさらに旨味を引き出し、最後にトリュフで秋らしい芳醇な香りを引き立てます。