タクシー会社の管理の下で一般ドライバーが自家用車を使って有償で客を運ぶ「日本版ライドシェア」が地域、時間帯などを限定して解禁された。8日、東京都の一部(23区、武蔵野市、三鷹市)、京都府の一部(京都市、宇治市、長岡京市など)でサービスの提供が始まった。近く神奈川県、愛知県の一部地域でもスタートする。
タクシー会社が普通免許を持つ一般ドライバーと雇用契約を結び、運行管理や研修を担う。配車、決済にはアプリを活用。運行はタクシーが不足している地域、時期、時間帯に限って認められる。
国土交通省は配車アプリのデータなどに基づき、4月中に他の地域についても不足車両数などを公表。これを受けて5月以降、札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市を中心とする8地域でも解禁される。
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