日本旅館協会北海道支部連合会は12日、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実績調査の2019年1月の結果をまとめた=表。前年同月の事績に対して宿泊人員が1.1%増、売り上げが8.8%増となった。
回答旅館は道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する107軒。
宿泊人員のうち国内客は2.1%増、訪日客は1.0%減だった。北海道胆振東部地震への対策として政府の支援で実施された「ふっこう割」の集客効果を挙げる旅館も見られた。
インバウンドでは、東アジア、欧米豪などが中心とみられる。野鳥観察ツアー、スキー旅行が伸びていると指摘する旅館もあった。