
講演する大谷晃氏
観光経済新聞社は1月25日、観光業界の識者を招いてのライブ配信「観光経済新聞チャンネル」の第6回配信を行った。日本ホテルレストラン経営研究所の大谷晃理事長が「ほめ達(たつ)マネージャーが居心地を左右する」をテーマに講演した。
大谷氏は人材確保が困難な時代に「スタッフを集め、そして辞めさせないためにどうすべきか」のポイントを伝授。「お客さまと同様に、スタッフに対してもホスピタリティを提供することが重要」として、職場のリーダーが取り組むべきことを述べた。
「従来のサービス、ホスピタリティから、全ての人に分け隔てないもてなしをする『ヒューマニティ』の時代に突入した」として、最上級のもてなしができる人材育成の必要性も指摘した。
配信は多彩なゲストを招いて1カ月に2回のペースで実施。視聴は無料で、配信前日の午後5時まで本社のホームページで受け付ける。配信は後日、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも視聴できる。
次回の第7回は2月8日午後1時から、神奈川大学国際日本学部教授の島川崇氏を招き、「『障害の社会モデル』と合理的配慮義務化への備え」をテーマに行う。