
「マナー接遇講座」の様子/舞台では在校生がお手本を示す
日本ホテルスクールは9月29日、中学校の生徒を対象としたマナー接遇講座を実施した。
専門学校日本ホテルスクール(所在地:東京都中野区 理事長・校長:石塚 勉)は、中野区立中野東中学校(所在地:東京都中野区 久保田 啓介校長)の2年生を対象としたマナー接遇講座を9月29日(木)に行いました。2年生の生徒の皆さんは10月に職場体験を行う予定で、その事前準備学習として「マナー接遇講座」を行い、本校の企画部開発室研究員川辺修先生が講座を担当しました。また、今回の講座には、本校の在校生もホテルマンの服装を纏い、参加してくれました。
「マナー接遇講座」の様子/舞台では在校生がお手本を示す
「マナー接遇講座」では、ホテル・ブライダルの仕事の紹介を通して、大切な人をお迎えしてご満足いただけるには“真心を表す”という「おもてなし」、一生に一度きりの出会いかもしれないからこその“心のこもったおもてなし”をすること、そして、「Service(サービス)」と「Hospitality(ホスピタリティ)」の違いを紹介しました。
また、ホテリエ(ホテルスタッフ)にとっても大切な「第一印象」についても具体的な事例を踏まえ紹介しました。人の印象は55%が「見た目」で決まると言われ、人の印象は一瞬で決まるものです。第一印象を決めるのは、「見た目」に加えて、「表情」、「声(あいさつ)」、「話の内容」と言われています。今回の「マナー接遇講座」では、「見た目」=姿勢、「声」=あいさつをテーマに、「姿勢とあいさつの練習」を在校生とともに行いました。
「マナー接遇講座」を担当する専門学校日本ホテルスクール 川辺修先生
「マナー接遇講座」の様子
10月に行われる職場体験では、生徒さん自身が、接客の仕事に携わる場面もあることでしょう。また、生徒の皆さんを受け入れてくださる企業の皆さんに初めて会うときも大事な瞬間です。川辺先生は、その瞬間に「第一印象の大切さ」を思い出し、実践して欲しいと、伝えるとともに、「友好な人間関係は、皆さんの人生を豊かにします。おもてなし、一期一会の気持ちを常に持ってください」とエールを送っていました。
生徒の中に混じって指導する川辺先生
休憩時間に在校生と生徒が交流
専門学校日本ホテルスクールは中野区に位置し、中野区に所在する専門学校の連盟「中野区専門学校協会」に加盟しています。中野区専門学校協会は、活動の一つとして、中野区を中心とした中学校・高等学校の生徒向けに職業意識の高揚を目的とする各種体験授業を実施しています。今回の「マナー接遇講座」は、職場体験の事前準備学習を目的に、中野区に所在する専門学校の連盟「中野区専門学校協会」が中野東中学校の依頼のもと実施しました。