日本おみやげアカデミー賞、9月の総会で表彰式 JTB旅行スタンプ


小野寺会長

小野寺会長

 JTB旅行スタンプ加盟店連盟(小野寺邦夫会長=岩手県・平泉レストハウス、782会員)は2月26日、東京のJTB本社ビルで常務理事会を開き、今年開催する「第5回日本おみやげアカデミー賞」の運営計画を承認した。計画では、6、7月の2回の審査会を経て、9月16日に東京で開く連盟の第40回通常総会の席上、発表表彰式を開催。最高賞のグランプリなどを受賞した商品の出品店舗を表彰する。賞へのエントリーは連盟会員など全国のみやげ店を対象に3月下旬から受け付ける。

 アカデミー賞は、全国のみやげ店が販売するオリジナルのみやげ品の中から、地域性やデザイン、アイデア、ネーミングなどの点で優れた商品を表彰する制度。隔年の開催で、今年が開催年となる。

 実施計画を佐藤雅高・日本おみやげアカデミー賞運営委員長(宮崎県・千穂の家)が報告した。計画によると、第1次審査会を6月19〜22日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「旅フェア2008」会場で実施。同フェアにアカデミー賞のブースを設け、賞にエントリーした全商品を展示。一般来場者に「贈りたいみやげ品」を投票してもらうほか、有識者からなる審査選考委員が賞にふさわしい商品を選ぶ。

 第2次審査会は7月8日に行われる連盟の理事会に合わせて実施。審査選考委員がエントリー商品の試食などを行い、食品、非食品各部門のグランプリや「アイデア賞」「地域文化賞」などの各賞を最終決定する。

 発表表彰式は9月16日、東京の京王プラザホテルで連盟総会の第2部として開催する。

 賞へのエントリーは3月24日〜4月18日に受け付ける。連盟では会員数の約6割に当たる489点のエントリーを見込んでいる。

 小野寺会長は、「連盟は今年創立40周年の節目を迎える。過去の積み重ねも大事だが、40周年を新たなスタートにしなければならない」と述べ、時代の変化に対応した新しい事業の必要性を強調。アカデミー賞、みやげ業界の人材育成講座「みやげ塾」に加えて、若手会員による研究組織「みやげみらい委員会」の活動に期待を寄せた。

 みやげみらい委員会の活動は同委員会の河合徹委員長(岐阜県・美濃関物産館)が報告した。委員会では、JTBが行う交流文化事業にみやげ業界としてどうかかわるかや、普及が著しい電子マネーへの対応を議論しており、来年の連盟総会で答申を出す予定。

 会にはJTBから田川博己専務らが出席。アカデミー賞など連盟事業に期待するあいさつを述べた。

小野寺会長
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