日本おみやげアカデミー賞、9月に発表


試食・試飲を行った最終の第2次審査

試食・試飲を行った最終の第2次審査

 JTB旅行スタンプ加盟店連盟(小野寺邦夫会長=岩手県・平泉レストハウス)は8日、東京のJTBビルで理事会を開き、優秀なみやげ品を2年に1度表彰する「日本おみやげアカデミー賞」の開催状況や、若手委員による調査研究組織「みやげみらい委員会」の活動状況を報告した。9月16日に開く通常総会では、アカデミー賞の発表・表彰式を行うほか、2年間の任期満了に伴う役員改選を実施。新役員案を8月28日開催予定の正副会長・常任幹事・支部長会議で決め、総会に諮ることにした。

 日本おみやげアカデミー賞(佐藤雅高運営委員長=宮崎県・千穂の家)は、全国のみやげ店からオリジナルのみやげ品をエントリーしてもらい、デザイン、アイデア、ネーミングなどの観点から各界の専門家からなる審査選考委員会が審査。グランプリなど約50の賞を与えるもの。

 5回目の今年は全国から384品がエントリー。6月19〜22日に横浜市で行われた旅のイベント「旅フェア」にエントリー全商品を展示し、審査選考委員による第1次審査と一般来場者による人気投票を行った。

 第1次審査は204品が通過。また、旅フェア来場者からの人気投票は約7500通が集まった。

 新しい連盟のあるべき姿を連盟本部に答申するみやげみらい委員会(河合徹委員長=岐阜県・美濃関物産館)は、「電子商取引」と「交流文化」の2つをテーマに議論を進めている。9月の総会で中間答申、来年の総会で本答申を行う予定だ。

 小野寺会長は日本おみやげアカデミー賞や、連盟事業のもうひとつの柱で、みやげ業界の人材育成を行う「みやげ塾」にふれ、「みやげ塾の出身者が地域の交流文化や地域振興の核となっている。連盟の方向性が間違っていないと確信している」とあいさつ。

 JTBから、日比野健常務取締役旅行事業本部長らが会社の業績を交えてあいさつした。

おみやげアカデミー 最終審査会を実施
 第5回日本おみやげアカデミー賞の最終の第2次審査選考委員会(委員長=前田勇・立教大学名誉教授)が8日、東京のJTBビルで行われ、最高賞のグランプリなど約50の賞が決定した。

 第1次審査を通過した204品について、食品は試食・試飲、非食品は実際に手でふれるなどして、審査選考委員が慎重な審査を行った。

 賞の発表・表彰式は9月16日、東京の京王プラザホテルで、連盟総会の第2部として行う。

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