
日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に実施している宿泊実態調査の2019年8月の結果をまとめた=表。東北6県の合計では、前年同月の実績に対して宿泊人員が1.1%増、売り上げが3.2%増となった。
東北6県に所在する会員旅館100軒が回答した。
宿泊人員を県別に見ると、前年同月を上回ったのは岩手県の5.6%増、福島県の1.6%増、宮城県の0.5%増となった。下回ったのは、青森県と山形県の各2.9%減、秋田県の4.9%減だった。
19年1~8月累計の宿泊人員の前年同期比は、青森県が1%増、岩手県が5%増、秋田県が2%減、宮城県が増減なし、山形県が4%減、福島県が2%増だった。このうち外国人に限った宿泊人員を見ると、青森県が1%減、岩手県が31%増、秋田県が17%減、宮城県が64%増、山形県が1%減、福島県が17%増となった。