日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)、日本添乗サービス協会(TCSA)の3団体は、「障害者差別解消法」に関する旅行業者向けセミナーを東京、名古屋、大阪の3会場で開催する。来年4月1日に障害者差別解消法が施行され、障害を理由とする差別を禁止し、合理的な配慮を行うことが事業者に求められる。正しく法律を理解し、適切な対応を図れるよう導く。
高齢社会が進み、高齢者や体の不自由な人の旅行参加も増えているが、障害者差別解消法については「会員の理解は進んでいない」(JATA)。
障害者差別解消法で言う「不当な差別」や「合理的な配慮」とはどのようなことか。セミナーでは、法の成立背景や概要などを解説。今後の業界内の対応法・スケジュールも教えるほか、質疑応答の時間も設ける。
会場、日時は東京会場が6月5日に全日通霞が関ビル(東京都千代田区霞が関)。定員200人。名古屋会場が5月27日に名古屋ダイヤビルディング(名古屋市中村区名駅)。定員100人。大阪会場が6月8日にエル・おおさか(大阪市中央区北浜東)。定員100人。
参加対象は主催団体の会員会社社員。参加費は無料となっている。