知多半島(愛知県)の観光や農林水産物などをPRする「頑張ろう 知多半島物産展」が14日、東京・永田町の憲政記念館で開かれた。地元のJAや10市町などでつくる実行委員会が主催。フグや知多牛などが振る舞われ、国会議員や官公庁職員、観光関係者など500人以上の招待客で大盛況となった。
水揚げされたばかりのフグ120キロ分の刺身は、直径2メートルの常滑焼の大皿に盛り付けられた。知多産牛のヒレ肉料理や地酒など知多半島の山海の幸が会場を埋め尽くした。観光パンフレットなども配布し、知多半島の魅力を紹介した。
冬柴鐵三国土交通・観光立国担当相、二階俊博・自民党総務会長をはじめ、閣僚や自民党役員も多く来場。冬柴大臣は、「知多半島の素晴らしい食を観光に活用してほしい。皆さんの熱気に負けないよう観光振興に取り組みたい」とあいさつした。
会場では、地元選出の伊藤忠彦衆院議員(愛知8区)がマイクを握り、知多半島の魅力をアピール、「今回は10市町の農、商工、水産、観光が連携した。活性化に向けてがんばっている知多半島を応援してほしい」と訴えた。
あいさつする冬柴大臣(右)と伊藤衆院議員