「おしい広島県」という“自虐的”なコピーで観光PRを図っている広島県は、全国的に無名の県庁内12キャラクターによる「広島県庁キャラクター総選挙」の投票を始めた。“センター”(1位)に選ばれたキャラクターは「おしい委員」に就任、県内外で観光PR活動に従事することになっている。
総選挙は、先日行われて話題になった人気アイドルグループ「AKB48」が新曲を歌うメンバーを決める「選抜総選挙」にヒントを得て、県出身タレントで「広島県おしい委員会」委員長の有吉弘行さんの“指示”で始まった。
立候補しているのは、県税の意義や役割をPRする「タッ君」、暴走族追放キャラクター「ちーすけ君」、平安時代からやってきた「ひろしま清盛」、警察官の代表「メイプル君」など、全国的には全く無名の「おしい」12キャラクター。
25日まで、県ホームページ(HP)やはがき、ファクスなどで投票を受け付ける。県民以外も投票できる。来月4日にHPなどで結果を発表する。
県広報課によると、最終中間発表となる13日現在の1位は、文化とカキが合わさった「ブンカッキー」で681票となっている。