国の文化審議会(佐藤信会長)は16日、岬観光ホテル(高知県室戸市)=写真=や七条大橋(京都市)など185件の建造物を登録有形文化財に登録するよう文部科学相に答申した。
岬観光ホテルは室戸岬南端の海岸沿いにある木造2階建てホテルで、切妻造り妻入りの本館と、その背面の寄棟造りの新館からなる。洋風の外観だが客室は全て畳敷きの和室で、昭和初期から戦後にかけて観光地として発展した岬の様相を伝える。
京都市の七条大橋は明治期の京都の都市景観を象徴する道路橋。五つの扁平アーチが連続する長大な外観を、当時流行のセセッション風のデザインで荘重に整える。わが国最初期の鉄筋コンクリートアーチ橋としても貴重だ。
このほかの主な建造物は次の通り。
顧空庵(秋田県湯沢市)▽旧吉田茂邸サンルームほか(神奈川県大磯町)▽甲南女子大管理棟ほか(神戸市)▽海のギャラリー(高知県土佐清水市)▽鞍埼灯台(宮崎県日南市)





