
セミナーの様子(ZOOM画面から)
女将ら3氏が学生に
国土交通省九州運輸局主催の「女性のための宿泊業セミナー」が12月9日、福岡市内で開かれた。来春以降の卒業を控えた女子大学生、専門学校生を対象に、旅館・ホテルの女性経営者ら3氏が宿泊業で働くことの魅力を伝えた。
登壇したのは要庵西富屋(京都市)若女将の御崎麻美さん、平山旅館(長崎県壱岐市)女将の平山真希子さん、JR九州執行役員でJR九州ホテルマネジメント社長の浜田真知子さん。温泉エッセイストの山崎まゆみさんがコーディネーターを務めた。
要庵西富屋は京都市の中心に位置する客室7室、創業150年の老舗旅館。御崎さんは旅館について「芸能、意匠、建築、衣装、工芸、食など、日本文化の融合体」と述べるとともに、「旅館という商品を作ることが日本文化を継承することだ」と、自身が関わる仕事の魅力を強調。「笑顔が素敵な人、人のために何かをしたいと思う人に来ていただきたい」と就職を控えた学生らに呼び掛けた。
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