長野県上諏訪温泉にあるRAKO華乃井ホテルはこのほど、パレス館1階の今まで空きスペースとなっていたレストラン跡を改修し、一時保育が可能な保育所を開設した。ホテル職員に加え、宿泊利用の一般客も使え、宿泊客利用は最大5人を受け入れる。対象年齢は6カ月児~2歳児だが、「職員数や定員により未就学児まで対応可能な場合があるので、相談してほしい」と同館。
保育所の名称は、「きらり日赤第二保育園」。広さは約114平方メートルで、ランチルーム、保育室、0歳児専用室、1~2歳児童専用室などを設けた。運営は、県内で病院内保育所の受託運営を行っているNPO法人の「きらり」。
保育時間は基本的に午前10時から午後5時までだが、場合によっては午前8時から10時、午後5時から7時までも対応可能という。利用時間は1人1時間で、利用料金は税込みで500円が必要。日曜、祭日、年末年始などは休業となる。
RAKO華乃井ホテル社長の白鳥和美氏は、「働き方改革などもあり、(宿泊施設などの)女性職員が多い職場ではその環境づくりが重要となっている。実際に産休・育児休暇後の女子社員3人が保育園を利用し現場復帰して活躍いただいており、当ホテルを選んでもらえるメリットも勘案し保育所の開業を決めた」と話している。
保育所を開設