楽天グループの旅行予約サービス「楽天トラベル」は10月28日、観光分野のサステナビリティ(社会や環境などの持続可能性)への取り組みをテーマに、旅行者を対象に実施した意識調査の結果を公表した。旅行先の地域や宿泊施設でのゴミ廃棄や食品ロスなど、サステナビリティに関する何らかの課題に74・6%が問題意識を感じていることが分かった。宿泊施設を選ぶ際には、地産地消や郷土料理などの食の提供、廃棄物や食品ロスの削減への取り組みなどに対して好感を持つことも判明した。
インターネット調査を今年8月に実施した。対象者は直近2年以内に宿泊旅行経験があり、自分自身で宿泊の手配をした旅行者で、20~69歳の男女1081人。
サステナビリティに関して旅行先や宿泊施設で問題に感じることを複数回答で聞いた。最多は「ゴミ・廃棄物がポイ捨てされていること、適切に清掃や廃棄がされていないこと」で41.4%だった。
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