外務省はこのほど、在外公館による2018年の査証(ビザ)発給数が前年比18.5%増の695万2804件で、過去最高を記録したと発表した。
国・地域別の発給数の上位4カ国は、中国、フィリピン、ベトナム、インドネシア。中国に対するビザ発給数は544万7097件で全体の約8割を占めた。
在外公館別の発給数の上位は在上海総領事館、在中国大使館(北京)、在広州総領事館で、上位10公館のうち7公館が在中国の公館だった。
中国向けのビザのうち観光目的では、団体観光ビザ、個人観光ビザ、数次ビザなどの発給数の合計が488万1195件で過去最高となり、発給数全体の約70%を占めた。