品川プリンスホテルは7月26日、ホテル内デリバリーの利便性向上を目指し、2017年10月上旬より自律走行型デリバリーロボットを導入すると発表した。
株式会社プリンスホテル(本社:東京都豊島区東池袋3-1-5、代表取締役社長:赤坂茂好)運営の品川プリンスホテル(所在地:東京都港区高輪4-10-30、総支配人:橋本哲充)では、2017年10月上旬より客室に荷物を届けるデリバリーロボット「Relay(リレイ)」を導入いたします。
当社ではお客さまの利便性・快適性の向上や業務の効率化を追求するため2019年度を目途に開始する新ブランド「Prince Smart Inn(プリンス スマート イン)」などでICT・AIを活用したホテル運営を行っていきます。今回、まずはビジネス特化型の品川プリンスホテル Nタワーにデリバリーロボットを導入し、運用ノウハウの蓄積を図り、今後のホテル内デリバリーの利便性向上や運用の効率化へ向けた第一歩としていきます。
今回導入する「Relay(リレイ)」はシリコンバレーに拠点を置くロボットベンチャー Savioke, Inc.が開発・製造した自律走行型デリバリーロボットで、障害物を回避しながら自動走行し、エレベーターにも自動搭乗し客室のドア前まで到達することが可能な機能を備えています。
<サービスの流れ>
1.客室から電話でオーダー
2.スタッフが「Relay」に荷物をセット
3.ロビーを出発・エレベーターも自動搭乗
4.障害物や人を回避しながら移動
5.電話で到着をお知らせ・お客さまが荷物を取り出す
6.ロビーに戻り自動充電
<運用開始時期> 2017年10月上旬(予定)
<導入ホテル> 品川プリンスホテル Nタワー
<導入台数> 1台
Savioke, Inc. について: 2013年設立。本社はアメリカ カリフォルニア州。人々の生活をより良いものにするため、人がいる環境で動作できる自律型搬送ロボットを開発、展開している世界的リーダー企業。
※当社の「Relay」導入にあたっては、NECネッツエスアイ株式会社が、ロボットのサービス提供、およびロボットの運用に必要な構内通信機器や自動ドア、エレベーターとの連携のための事前施工などのインテグレーションを担当しています。
※上記内容は2017年7月26日現在の情報であり、変更になる場合がございます。
※画像はイメージです。