
毎夕、渉外担当からヒアリングし重要案件はすぐに関係者を招集する(7月10日、今市支店)
足利銀行日光ブロック(秋間由行ブロック統括支店長=行員41人うち渉外担当者12人。パートなどキャリアスタッフ21人)は、本業支援で成果をあげる。取引先の多くが抱える人手・人材不足の解消に副業人材の紹介など最適な解決策を提案。また、事務効率化を進めて捻出した時間で、コンサルティング業務を充実している。
営業エリアは人口減少が著しい。最近は人手・人材不足に関する本業支援の要望が多いという。秋間ブロック統括支店長は、「改善のためには従業員を辞めさせないことが最善手」と考える。取引先の経営者に課題をヒアリングして就業規則を適切なものに見直したり、あしぎん総合研究所と連携した「従業員満足度調査」を実施。調査で従業員の不満が評価制度やハラスメントだと課題を抽出できれば、今後の待遇改善に生かせる。育児休暇や社宅などに課題があれば、福利厚生の充実を提案する。【記事提供:ニッキン】
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