全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は4月24日、香川県三木町の特産品「さぬきひめ」(いちご)を使ったクラフトビールの仕込み式を同ネットワークの拠点「よい仕事おこしプラザ」(東京・羽田)で行った。同町の伊藤良春町長が出席。「ビールの仕上がりに期待している。今回の取り組みをきっかけに香川県、三木町の生産物を全国に広めたい」と期待を込めた。
同ネットワークは地域経済の活性化を目的にさまざまな自治体の特産品を使ったビールやスイーツを開発している。
同町は「さぬきひめ」「女峰」の二つの品種のいちごを栽培。出荷量が県内トップを誇る「いちごのまち」で、近年は県外からの移住者を含めたいちご農家が毎年新たに独立している。
城南信用金庫の川本恭治理事長は「三木町のいちご作りには未来への可能性を感じる。同町、香川県の魅力を全国に発信したい」と述べた。
仕込み式に臨む伊藤町長(右から2番目)ら