鉄道旅客協会が6月1日に発表した今年4月の主要旅行業者12社の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比14.2%減の2199億1877万円だった。このうち国内旅行は、同12.4%減の1375億5766万円、海外旅行は同16.9%減の756億5413万円、外人旅行は同23.1%減の51億4147万円。各分野とも2ケタの減少となった。
総取扱額は全社前年割れした。阪急交通社(同1.7%減)、農協観光(同2.5%減)以外は2ケタの減少。国内旅行は全社が前年実績を割り込んだ。農協観光が同2.5%減、阪急交通社が同4.9%減だったほかは、各社2ケタの減少となった。
海外旅行は農協観光(同2.2%増)のみ前年を超えた。外人旅行は、日本旅行(同7.6%増)、京王観光(同56.2%増)が好調だった。