観光庁が5月21日に発表した主要旅行業58社の2013年度旅行取扱状況年度総計（速報）は、総取扱額が前年度比3.7％増の6兆4855億2850万円だった。
内訳は、国内旅行が同6.0％増の4兆1317億8540万円、海外旅行が同0.1％減の2兆2705億2194万円、外国人旅行が同26.1％増の832億2117万円だった。
総取扱額が前年度実績を上回ったのは、58社中39社だった。2ケタ増は4社。
分野別で見ると、国内旅行は取り扱い54社中39社、海外旅行は取り扱い57社中24社、外国人旅行は取り扱い42社中31社が前年度実績を上回った。
総取扱額の四半期別の前年度同期比は、第1四半期（4〜6月）が0.6％増と低調だった。第2四半期（7〜9月）は3.3％増、第3四半期（10〜12月）は5.8％増、第4四半期は（1〜3月）は4.9％増加した。国内旅行は年間を通して前年実績を超えた。海外旅行は第3、第4四半期が前年実績を超えた。外国人旅行は年間を通して大きく数字を伸ばし、通年で2ケタ増加した。
募集型企画旅行は、総取扱額が同3.7％増の1兆7498億3479万円だった。内訳は国内旅行が同7.1％増の9830億3102万円、海外旅行が同0.5％減の7629億1437万円、外国人旅行が同41.5％増38億8940万円。
募集型企画旅行の取扱人数は、国内旅行が同3.7％増の3764万5061人、海外旅行が同9.9％減の393万9607人、外国人旅行が同40.3％増の20万4304人で、総計では同2.3％増の4178万8972人だった。
