
観光庁が22日に発表した7月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額5701億735万円で前年同月比3.3%増だった。
内訳は国内旅行が2.7%増の3611億3176万円、海外旅行が3.5%増の2008億1263万円、外国人旅行が32.7%増の81億6296万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行はテーマパークが新たにアトラクションをオープンした影響もあり、大阪方面が好調だった。海外旅行は円安の影響もあり、遠方よりも台湾、東南アジアなど比較的近場が好調だった。一方、中国、韓国は引き続き低調。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは50社中38社。国内旅行は取り扱い47社中28社、海外旅行は49社中32社、外国人旅行は31社中19社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比1.5%増の1601億9274万円。内訳は国内旅行が2.9%増の928億9274万円、海外旅行は0.5%減の669億1627万円、外国人旅行は24.2%減の3億8373万円。
募集型企画旅行の取扱人数は、前年同月比2.2%減の347万7695人。内訳は国内旅行が1.4%減の315万6357人、海外旅行が10.8%減の29万8325人、外国人旅行が26.3%増の2万3013人だった。