鉄道旅客協会が10月30日に発表した、主要旅行業12社の9月の旅行販売取扱額は前年同月比2.1%増の2831億2048万円だった。
内訳は国内旅行が7.2%増の1727億6786万円、海外旅行が6.1%減の1031億3459万円、外国人旅行が18.2%増の55億2646万円。
総取扱額が前年同月を上回った事業者はジェイティービー、日本旅行、トップツアー、名鉄観光サービス、読売旅行の5社。
国内旅行で前年同月を上回ったのは9社、海外旅行は2社、外国人旅行は取り扱い11社中9社で、名鉄観光サービス、西鉄旅行、日通旅行の3社が3ケタ増だった。
4月からの累計総額は、前年同期比0.7%減の1兆6992億4292万円。前年同期を上回った事業者はジェイティービー、日本旅行、名鉄観光サービスの3社。
分野別では国内旅行が4.3%増の1兆423億4513万円、海外旅行が9.2%減の6106億1842万円、外国人旅行が364億1611万円となった。
国内旅行の累計が前年同期を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、読売旅行、阪急交通社の8社だった。