鉄道旅客協会が3月31日に発表した、主要旅行業12社の2月の旅行販売取扱額は前年同月比2.0%減の2211億9448万円。内訳は国内旅行が1.2%減の1283億5654万円、海外旅行が3.9%減の869億5075万円、外国人旅行が19.5%増の46億2732万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者は日本旅行と日通旅行の2社だった。
国内旅行で前年同月を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、日通旅行の3社。海外旅行は日本旅行1社。外国人旅行は11社中10社で、このうち東武トラベル、日通旅行、阪急交通社は3ケタの伸びだった。
4月からの累計総額は、前年同期比0.5%増の3兆21億7048万円。前年同期を上回った事業者は、ジェイティービー、日本旅行、名鉄観光サービスの3社となった。分野別では国内旅行が4.1%増の1兆8515億879万円、海外旅行が6.1%減の1兆661億6082万円、外国人旅行が22.6%増の658億6429万円。
国内旅行の累計が前年同期を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、名鉄観光サービス、読売旅行、阪急交通社の5社だった。JTBは5になる見込み。