鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業12社の2016年12月の旅行取扱額は、前年同月比4・5%減の2506億5323万円だった。
内訳は、国内旅行が同4・5%減の1651億7417万円、海外旅行が同6・0%減の708億4302万円、外国人旅行が同4・1%増の111億6990万円、その他が同0・3%減の34億6614万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、日本旅行、名鉄観光サービス、ジェイアール東海ツアーズの3社。分野別では、国内旅行は日本旅行、名鉄観光サービス、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの5社が前年比増となった。
4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比6・0%減の2兆4997億2359万円となっている。各社の状況を見ると、総取扱額が前年同期を上回っているのは名鉄観光サービスのみだった。
分野別では、国内旅行が同6・4%減の1兆6538億1579万円、海外旅行が同8・0%減の7082億7435万円、外国人旅行が同12・3%増の1202億2176万円、その他が同7・5%増の174億1169万円。
国内旅行で前年同期を上回ったのは名鉄観光サービスと日通旅行。海外旅行は2社、外国人旅行は10社だった。