
鉄道旅客協会が2月27日に発表した主要旅行業12社の1月の旅行取扱額は、前年同月比3・5%減の2041億5514万円だった。内訳は、国内旅行が8・7%減の1306億4458万円、海外旅行が5・7%増の636億2766万円、外国人旅行が24・0%増の86億2639万円、その他が3・4%増の12億5651万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、日本旅行、KNT―CTホールディングス、日通旅行、阪急交通社の4社。分野別では、国内旅行は日本旅行、KNT―CTホールディングス、日通旅行の3社が前年比増。海外旅行は8社、外国人旅行は8社が前年実績を超えた。
昨年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比5・8%減の2兆7038億7874万円。総取扱額が前年同期を上回っているのは名鉄観光サービスのみ。
分野別では、国内旅行が6・6%減の1兆7842億1998万円、海外旅行が6・9%減の7719億201万円、外国人旅行が13・2%増の1290億8855万円、その他が同7・3%増の186億6820万円。国内旅行で前年同期を上回ったのは名鉄観光サービスと日通旅行。海外旅行は2社、外国人旅行は11社が前年同期比増。