中国地方の宮島、広島、岩国、呉、廿日市の観光関連団体が宣伝隊を編成、7〜9日、東京都内でPR活動を展開。8日には台東区の観光経済新聞社を訪れ、冬、春の観光魅力をアピールした。
訪れたのは宮島観光親善大使の岡崎佐織さん(30)、広島観光親善大使の川本麻実さん(21)、ミス岩国の倉重絵理子さん(24)ら=写真。
倉重さんは日本三名橋の1つ、錦帯橋を中心に吉香公園や国の天然記念物に指定されているシロヘビの観覧などを紹介。特に錦帯橋周辺は約3千本の桜があり「ぜひ花見シーズンにどうぞ。とても奇麗ですよ」とニッコリ。
岩国市には米国岩国基地があるが、軍民共用化され、12年度には「岩国錦帯橋空港」として再開される。岩国の観光振興に大きな起爆剤となりそうだ。
岡崎さんは世界遺産・厳島神社のライトアップの美しさや、宮島かき祭りのほか、「来年8月には宮島水族館もリニューアルオープンします」と強調。また、12年のNHK大河ドラマでは厳島神社と関係の深い平清盛が主役(主演・松山ケンイチ)になるとあって、岡崎さんも「とても楽しみです」と目を輝かせる。
現在開催中の「ひろしまドリミネーション」の幻想的な美しさをアピールするのは川本さん。「約130万球の色とりどりの光でライトアップされており、必見です。今回は大学生のモニュメントもお目見えしました」と力を込めた。