
「法隆寺 地域の仏教建造物」の世界遺産登録30周年を記念した「世界遺産サミットin斑鳩」が10月28、29日、奈良県斑鳩町の法隆寺聖徳会館で開かれる=写真はチラシ。同サミットは2014年に京都市で始まり、今回で10回目となる。
国内の世界遺産所在地の首長ら自治体関係者や観光、文化財の有識者が集まり、世界遺産の保全や観光面の活用について意見を交わす。今回のコンセプトは「温・故・知・新『世界遺産の普遍的価値の継承と活用をデザインする持続可能な地域づくり』」。
28日は二つのパネル討論があり、その一つ「歴史・文化遺産都市を考えるまちづくり」では、法隆寺の大野正法執事長や奈良県観光局の谷垣裕子局長、JTB総研の熊田順一主席研究員らが参加する。
29日には法隆寺の古谷正覚管長の法話やJTBの山北栄二郎社長による講演、首長会議、サミット宣言などがある。