ラオックスとJTBコミュニケーションデザインは12日、業務提携した。訪日中国人市場にアプローチを狙う在日企業や自治体向けプロモーションサービスを開始する。
ラオックス株式会社(以下「当社」)は、JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供する株式会社JTBコミュニケーションデザイン(以下 「JTBコミュニケーションデザイン」)との業務提携契約を、12日付で締結いたしましたのでお知らせいたします。
当社は日本最大級の総合免税店として、全国各地で約40店舗を展開し、日本のインバウンド市場のリーディングカンパニーとして位置して参りました。訪日客から人気の高い商品をワンストップでお買物頂ける運営ノウハウに加え、「2018中国民間企業(小売業)ランキング」でトップにランクインしている「蘇寧易購」を親会社に持ち、中国人訪日客については年間220万人超と多くのお客様をお迎えしております。
JTBコミュニケーションデザイン社は、JTBグループの会社として、約30年にわたり大手企業や自治体の訪日プロモーションのサポートを行うなど、訪日客をターゲットとしたコンテンツ開発で多くの実績を持っております。
今回の提携では、両社の豊富なノウハウとネットワークを活かし、訪日中国人客へのアプローチを図る地方自治体や企業に対して、効果的なプロモーション機会の創出と課題解決のための幅広いソリューションサービスを提供してまいります。
第一弾の提供メニューは、下記の内容を予定しております。
(1)来店者アンケート等による調査支援サービス
(2)当社来店客へのサンプリングやSNS会員に向けた広告配信等のプロモーションサービス
(3)店内特別販促コーナーの設置や当社越境ECサイト等への販売支援サービス
販売先:インバウンドビジネスに取り組まれる企業、メーカー、政府官庁、地方自治体、広告代理店等
(サービス提供開始日:2018年10月17日)
今回の業務提携により、ラオックス店舗に来店されるお客様に対して最新の商品やサービスの紹介が可能となることに加え、マーケティング結果をもとにクライアントと検討を重ね、訪日客のニーズに応える商品供給や新しいサービスの開発に繋がることが期待されます。今後、サービス内容は順次拡充を予定しており、両社で取組む「ラオックスインバウンドソリューション」サービスを通して、日本のインバウンド市場の更なる活性化に貢献してまいります。