近鉄不動産(大阪市天王寺区)と近鉄・都ホテルズ(同)は18日、の宿泊特化型ホテル「フォーズホテル近鉄大阪難波」(同中央区)=写真はイメージ=を開業した。アフターコロナを見据えた新時代の宿泊を提供する。
同館は近鉄・阪神「大阪難波」駅から徒歩1分、大阪メトロ御堂筋線・千日前線・四つ橋線「なんば」駅からも徒歩圏内に位置する。鉄骨造り、地上15階建てで、ダブルルームやツインルーム、ユニバーサルルームなど全69室を有する。全客室がシャワーブース・トイレ別で、15階に露天風呂を備えた大浴場を設けるなど、快適に過ごせる滞在空間づくりに注力した。全客室にスマートスピーカーを設置し、宿泊者への観光案内や問い合わせ対応を非接触型デバイスを通して同館コンシェルジュが行えるように整備。「一部の客室では、スマートスピーカーを介して音声で客室内の機器(空調、照明、テレビ)の操作が可能となり、これは国内のホテルでは初となる」と同館。自動チェックイン機の設置なども含め、コロナ後でも非接触・非対面を基本とした快適な宿泊サービスを実現する環境を整備した。