日本添乗サービス協会(TCSA、山田隆英会長)は18日、前年度に顕著な功績を挙げた、もしくは、秀でた貢献をしたツアーコンダクターを表彰する「ツアーコンダクター・オブ・ザイヤー2009」の受賞者を発表した。
旅行業界の優秀な人材の育成を目的とした賞。グランプリ(国土交通大臣賞)はTEIの大金幸子氏、準グランプリ(観光庁長官賞)はJTBサポートインターナショナルの藁郁子氏。
主催はTCSAや観光庁、日本旅行業協会などの代表者で組織されたツアーコンダクター・オブ・ザイヤー実行委員会。発表会見で委員の山田TCSA会長は「陰で支えるツアーコンダクターに希望と栄誉を与え、ツアーコンダクターのモチベーションを高めたい」と賞の意義を語った。
グランプリの大金氏は6千人強の大型ツアーをヘッドとして統率し、成功へ導いたことなどが認められた。準グランプリの藁氏はイタリアツアーで腹膜炎のツアー客の命をとりとめた迅速な対応が評価された。
選考委員会委員長賞にはティーシーエイの青木伸章氏が、TCSA会長賞にはジャッツの浦和愛子氏が選ばれた。優秀賞はJTBサポートプラザの石井祐子、ボイスエンタープライズの大藪和彦、JTBワールドバケーションズの岩渕みはる、ツーリストエキスパーツの高木英二の各氏。
また、奨励賞はジャッツ関西の本郷友希子、ツーリストエキスパーツの寺田多實子、安藤善夫の各氏。