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福田会長
ジャパニーズ・イン・グループ(JIG、福田金也会長=栃木県・タートル・イン・日光)は15日、東京の台東区民会館で創立40周年記念パーティーを開いた。観光庁の田端浩長官ら多くの来賓が出席。訪日外国人のもてなしに長年努めているグループの会員旅館・ホテルに賛辞を送った。
JIGは訪日外国人客を積極的に誘致するとともに、もてなしを通して国際親善に寄与することを目的に1979年に発足。「和室を有する」「中小規模」「家族的接遇が提供できる」などの宿で、会員数は全国に約50軒。
福田会長は「日本のインバウンドの歴史とともに歩んできたのがJIGだ。創立当初から掲げてきた『外客への宿泊施設の提供と接遇を通して日本文化を伝え、国際親善に寄与する』との言葉を改めて胸に刻み、人と人とのふれあいを大切にし、これまで以上に訪日客に信頼されるよう努力する」とあいさつ。
観光庁の田端長官は「外国の方をお迎えし、泊まっていただく、という発想がなかった頃からインバウンドに積極的に取り組まれてきた。感謝するとともに、われわれはJIGの取り組みを参考に、観光政策を一層進めたい」と述べた。
日本政府観光局(JNTO)の志村務総括理事、日本観光振興協会の相京俊二常務理事もJIGの活動をたたえるあいさつをした。
パーティーに先立ち行われた総会では、19年度の事業計画を決定。40周年記念キャンペーンなど、主に五つの事業に取り組む。
キャンペーンは「外国人の目線で考えた日本を巡るモデルコース」を、外国人を対象に募集するもの。ほかの事業はグループの新たなキャッチコピー「When in Japan Stay in Japan!(日本に行くなら日本に泊まれ)」の作成、会員紹介の動画作成、訪日外国人の動向調査、40周年記念座談会の実施(観光経済新聞5月11日付掲載)など。
福田会長