シーザーズ・エンターテインメント、日本におけるゲーミング対策支援に2500万円拠出


 米シーザーズ・エンターテインメントは15日、日本におけるゲーミング対策支援に2500万円を拠出すると発表した。

ゲーミング、ホスピタリティ、MICE、ライブ・エンターテインメント業界のグローバルリーダーであるシーザーズ・エンターテインメント・コーポレーション(NASDAQ上場:ティッカーコードCZR)では、マーク・フリッソーラ最高経営責任者 および経営幹部が2月末に来日し、日本における責任あるゲーミング対策向けCSR基金の最初の資金として2,500万円を拠出すると発表しました。これは、責任あるゲーミングを推進するというシーザーズ・エンターテインメント の企業コミットメントを一層強化するものです。
シーザーズ・エンターテインメントは事業展開する全ての市場において、最高の倫理基準に準じ、お客様、従業員、地元コミュニティ、環境に対する確固としたコミットメントに基づく運営を行っています。そして、日本においても同様の運営を行っていく所存です。

東京で開催した記者懇談会においてマーク・フリッソーラ は次のように述べました。
「シーザーズ・エンターテインメントは責任あるゲーミング分野における業界のパイオニアでありベストプラクティスのリーダーです。この度、日本における責任あるゲーミング対策を支援するため2,500万円を拠出いたします。日本政府は問題あるギャンブリングを重大な懸念事項であるとし、その防止を優先課題としています。シーザーズ・エンターテインメントはこの資金が強力な防止キャンペーンの策定に使用されるよう努めます。」

今回の基金を皮切りとして、シーザーズ・エンターテインメントは長期的に次のような取り組みに注力していきたいと考えています。

1.       日本の研究者と協力し、現在、世界基準となっている責任あるゲーミング対策を日本向けに最適なプログラムとして策定し、プログラムを必要とする関係者全てに提供する
2.       日本の専門家および研究者と協働し、問題防止を奨励するメッセージ作りや、潜在的問題の特定手法の教育などに取り組む
3.       国際的な専門家と日本の関係者が経験や知識を共有できる機会を設け、強固な責任あるゲーミングへの取組みを策定する
4.       地域コミュニティ向けに責任あるゲーミングの啓蒙活動や情報提供を支援する

シーザーズ・エンターテインメントは日本の関連団体や専門家と密に連携を取りながらこれらの活動に取り組んでいきます。80年以上におよぶ業界での知見やリソース含め、これまで蓄積してきた経験を、日本にとっての最適なプログラム作りに活かしていくことを目標に掲げています。

シーザーズ・エンターテインメントは、1980年代に従業員、お客様、および社会に向けて責任あるゲーミングが重要であるとの認識を高めるため、業界で初めて責任あるゲーミングの取り組みを導入、制度化しました。米国では3月を「問題あるギャンブリング関する認知度向上月間」としていますが、シーザーズ・エンターテインメントでも現行の取り組みの一つである、責任あるゲーミング・アンバサダー・プログラムの15周年を祝っています。15年前、シーザーズはお客様に対して責任あるゲーミングを行うよう積極的に働きかけることを決定しましたが、他のどの企業もまだこの取り組みには着手していませんでした。その後、シーザーズは2003年に責任あるゲーミング・アンバサダーを創設し、お客様に対して責任あるゲーミングを推奨するとともに、ガイダンスを必要とするお客様への支援を行ってきました。2017年時点では、世界中の施設で800名以上の責任あるゲーミング・アンバサダーが活躍しています。

シーザーズ・エンターテインメントについて
シーザーズ・エンターテインメント・コーポレーション (NASDAQ上場:ティッカーコード CZR)は、ゲーミング、ホスピタリティ、ライブ・エンターテインメント業界のグローバルリーダーです。80年前の創業以来、成長を続け、現在世界で約50超のカジノ、ホテル、リゾートを運営しています(うち9つは米国ラスベガス)。世界トップクラスの統合型リゾートへの滞在客は、年間1億人以上にのぼり、リゾート内ではセリーヌ・ディオン、エルトン・ジョン、ジェニファー・ロペスなどのスーパースターによるライブ公演に加え、セレブリティ・シェフのゴードン・ラムゼイ、松久信幸(ノブ)、ギー・サヴォアなどのレストランをお楽しみいただいています。また、シーザーズはMICE業界のリーダーとしても知られ、2,000人を越える専任スタッフが、年間2万件の会議、カンファレンス、イベントをサポートしています。同社は、イノベーションの実績で知られており、過去5年間に新規および既存施設へ50億ドル(約5500億円)以上の設備投資を実施しています。

シーザーズは、最高水準の規範に基づいた運営によって、責任あるゲーミングの分野のパイオニアとして広く認識されています。シーザーズは、1980年代に責任あるゲーミング・プログラム制度を確立し、以来、この分野における数十年にもわたる専門的経験を有しています。従業員数は約6万人、その50%以上が女性社員となっており、ラスベガス・レビュー・ジャーナルなどから「最も働きやすい職場」に選ばれ続けています。シーザーズは、責任ある環境対応も行っており、気候変動対策の分野では、持続可能な経済を推進する国際非営利プロジェクトCDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)において参加企業のうち評価上位30社のみに与えられるトリプルA判定を3分野で獲得しています。

シーザーズは、質の高い雇用やその他経済メリットの創出を通して日本の地元の地域社会を活性化し、世界各地から観光客を呼び込むことができる世界基準のJapanese Entertainment Resortを開設・運営するため、日本への長期にわたる投資家となり日本のパートナーと協業していくことに尽力します。

 
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