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新年総会であいさつする瀧理事長(壇上)
下呂温泉旅館協同組合(岐阜県下呂市、瀧多賀男理事長=水明館)は1月24日、同温泉の小川屋で新年総会を開いた。瀧理事長は第32回「にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社主催)で同温泉が3位になったことにふれ、「上位ランクは皆さまの力によるもの」と組合員をねぎらった。来賓からもランキング上位を称賛する声が続いた。
瀧理事長は災害の多発、新しい温泉の掘削など観光業界と同温泉の昨年を振り返るとともに、増え続ける外国人観光客について、「お迎えする態勢を整えなければならない。例えばJR下呂駅の待合室。行政に整備の予算を付けていただきたい」と要望。
来賓からは地元選出の金子俊平衆院議員、岐阜県飛騨県事務所の青木一也所長、下呂市の村山鏡子副市長があいさつした。この中で村山副市長は下呂駅の整備について「新年度、改装委員会を立ち上げる。組合からもお知恵をいただきたい」と述べた。
村山副市長はさらに、にっぽんの温泉100選の3位入選や、西日本豪雨災害で落ち込んだ宿泊客数が12月にV字回復したことを挙げ、旅館関係者らの努力のたまものと強調した。
岐阜県飛騨県事務所の青木所長も「下呂温泉はにっぽんの温泉100選の3位に入るなど、全国的に高い評価を得ている。組合員のおもてなし、地域一体のプロモーション活動によるもので、敬意を表する」と述べた。
総会では永年勤続従業員を表彰。組合員旅館・ホテルなどに勤める勤続年数40年の3人を含め、計151人を表彰した。
新年総会であいさつする瀧理事長(壇上)