
昨年のタップブース
日本のトップ企業も共同出展
タップは、ホテル・旅館専門の総合エンジニアリング会社。創業37年の老舗で、PMS(ホテルシステム)ユーザー宿泊施設数は1600軒、26万室超と国内トップシェアを誇っている。
HCJ2024の同社ブースでは、昨年6月に沖縄県うるま市に開設した実験ホテル「タップホスピタリティラボ沖縄(以下、THL)」で現在行っている実証実験のデモなども行う。THLは地上7階建て、総客室数38室。沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点となるために進めているビッグプロジェクト「沖縄IT津梁パーク」内に新築した。
THLの主な目的は宿泊施設の生産性や顧客満足度の向上。ロボットをはじめとする最新テクノロジーを宿泊施設に導入するための実証実験を、タップが核となり、さまざまな企業と連携して行っている。タップブースには、THLで連携している日立製作所、シャープ、ソフトバンク、パナソニック、シャープなども共同出展。タップ代表取締役専務で宿泊・観光事業無調DX事業部長の吉田亮一氏は、「THLは日本を代表する企業の皆さまと宿泊・観光産業の未来を探求するための重要拠点です。パートナー企業とのコラボレーションで実現させた技術、機能をぜひ体験してください」と話す。特にブースとTHLをオンラインでつないでのデモンストレーション・プレゼンテーションは必見だ。
タップの描くグランドデザインは、ゲストがスマホなど自分の端末を使ってホテルステイを操作する「マイホテル・マイオペレーション」。スマホによる事前チェックイン、客室キー発行、チェックアウト、決済、レストランやルームサービスのオーダーなど、THLで実際に運用しているワンストップオペレーションをタップブースでぜひ体験してほしい。
昨年のタップブース
▷THL(Tap Hospitality Lab)|観光・宿泊業の実証実験施設|株式会社タップ