【観光DX 4】旅行者へのレコメンド 現在地や嗜好に応じて


 観光庁が有識者会議の議論を踏まえて公表した報告書「観光DX推進による観光地の再生と高度化に向けて」の内容を前回に引き続き紹介する。今回は「旅行者の利便性向上・周遊促進」のうち「旅行者の現在地や嗜好性に基づくタイムリーなレコメンド」に関する記載部分を掲載する。     ※報告書本文から抜粋し、一部を省略、変更している。

 旅行者の利便性向上・周遊促進

 ◆現状・課題

 周遊・消費のレコメンド不足

 (1)旅行者の現在地や嗜好性に基づくタイムリーなレコメンドが不足

 観光地では、旅行者の現在地や嗜好性に応じたレコメンドを行うことで、旅行者の行動を変えることができると考えられるものの、地域や事業者は各旅行者の現在地や嗜好性を把握できておらず、旅行者に適した情報発信やレコメンドが行えていない。その結果、マーケットインの目線が欠けてしまい、どの旅行者に対しても同じ情報が届くため、その時・その場所・その人に適した新しい発見や隠れた魅力に出会うことが難しく、旅の満足度向上や行動変容の誘起につながっていない。

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒