JTBが11月21日に発表したグループ会社12社計の9月の旅行取扱額は前年同月比7.8%減の1357億2500万円。うち国内旅行は10.3%減の780億3千万円だった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は11.0%減。一般団体は4.4%減、教育団体は23.9%減だった。
企画商品は11.8%減で、うちブランド「エースJTB」は13.0%減。方面別の状況を首都圏発エースの取扱人員で見ると、前年を上回ったのは3.9%増の東北のみ。落ち込みが大きかったのは、45.7%減の北海道、22.2%減の近畿、20.8%減の中国・四国など。
海外旅行は4.7%減の508億3千万円。団体旅行が2.9%増、企画商品が13.1%減だった。
国際旅行は0.1%減の68億6500万円。訪日外国人向けパッケージツアー「サンライズツアー」の11月3日付の人員ベースでの予約状況は、10月が5.8%減。先行状況は11月が6.9%減、12月が14.9%増、1月が13.3%増となった。
2018年度4~9月の累計では、総取扱額は2.5%減の8674億9900万円。国内旅行は6.0%減の5146億1700万円、海外旅行が2.7%増の3075億6400万円、国際旅行が5.6%増の453億1800万円となっている。