阪急交通社が発表した5月の旅行取扱額は、マイナス93万円(前年同月332億7925万円)だった。4月に続き、全部門で新型コロナウイルスの影響を受けた。
国内は、外出自粛要請などで添乗員同行の募集型企画旅行が中止になり、宿泊プランの需要が若干あったものの、2986万円(同135億5609万円)だった。
海外は日本から海外への渡航制限や各国の入国制限により、募集型企画旅行が全方面中止になったことや、航空券の払い戻しにより、マイナス3342万円(同192億9528万円)となった。外国人は日本への入国制限の影響もあり、263万円(同4億2789万円)に。
企業出張減響く 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の5月の取扱額は1934万円(同36億6千万円)。各国の入国時および帰国後の移動制限や、航空便の運休・減便の影響、緊急事態宣言の期間延長などを受け、企業出張が大きく減少。内訳は国内1346万円(同2億2991万円)、海外581万円(同33億7934万円)、外国人7万円(同5075万円)。
総販285万円 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の5月の取扱額は285万円(同2億8876万円)。国内は75万円(同735万円)、海外は210万円(同2億8141万円)。