KNT―CTホールディングスの2019年4月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比5.3%増の380億1275万円だった。国内旅行が0.3%減の233億2505万円、海外旅行が15.2%増の112億3304万円。外国人旅行は18.3%増の24億8708万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が12.2%減(21億761万円)、学生団体が2.6%減(35億3074万円)。学生団体、一般団体ともに減少し、団体旅行合計で6.4%減(56億3836万円)となった。国内企画旅行は、メイトが4.9%増の42億2366万円、クラブツーリズム国内は0.7%増の96億2428万円となり、合計で2.0%減の138億8308万円。国内個人旅行は増加し、1.6%増の38億360万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は21.4%増、学生団体は32.6%減で、合計が10.1%増の20億1037万円となった。海外企画旅行は2.8%増の48億8194万円、海外個人旅行は36.6%増の43億4072万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は招待旅行などの取り扱いが増加した一方で、各種大会や会議、親睦旅行などの取り扱いが減少した。国内学生団体は、修学旅行の取り扱いが減少した。メイトは、首都圏や関西など前年を下回る方面があったが、その他の方面は好調に推移した。クラブツーリズムは、極端な桜の早期開花もなく比較的安定した販売を行った。方面別では、北東北、南東北、関東・佐渡、山陰・山陽、九州、沖縄が好調だった。海外旅行では、一般団体において見本市などへの参加や視察、企業系コンベンションの取り扱い、企画旅行においてはヨーロッパ方面の取り扱いがそれぞれ増加した。