JTBが6月25日に発表したグループ会社11社計の4月の旅行取扱額は前年同月比16.8%増の1443億2千万円だった。うち国内旅行は11.6%増の799億8800万円となった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は1.6%減。一般団体は0.4%増、教育団体は6.1%減だった。
企画商品は11.1%増で、うちブランド「エースJTB」は12.2%増。エースは取扱人員では2.0%増で、これを方面別に見ると19.3%増の北海道、5.0%増の東北、4.3%増の中国四国など、九州を除く全方面が前年を上回った。九州は5.6%減。
海外旅行は29.1%増の541億1100万円。団体旅行が52.4%増、企画商品が31.3%増だった。
国際旅行は2.1%増の102億2100万円となった。訪日外国人向け商品「サンライズツアー」の6月1日付の人員ベースでの予約状況は、5月が1.5%減。先行状況は、6月が2.9%増、7月が3.4%増、8月が9.0%減となっている。オンライン予約サイト「ジャパニカン」での都道府県別上位は1位が北海道、2位が山梨県、3位が神奈川県だった。