ＫＮＴ―ＣＴホールディングスの2021年1月の総取扱額（グループ14社計）は、前年同月比90.6％減の29億5561万円だった。国内旅行が89.2％減の19億4557万円、海外旅行が98.2％減の2億952万円。外国人旅行が97.2％減の4072万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が75.8％減（3億2690万円）、学生団体が89.3％減（2億5511万円）。一般、学生団体ともに減少し、合計で84.4％減（5億8202万円）となった。国内企画旅行は、メイトが78.5％減の8億9936万円、クラブツーリズム国内は99.6％減の2977万円、合計で91.4％減の9億3480万円。国内個人旅行は87.0％減の4億2874万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は98.1％減、学生団体は67.9％減で、合計が88.1％減の1億6957万円となった。海外企画旅行は99.9％減の20万円、海外個人旅行は98.6％減の3975万円だった。
区分別に見ると、大人数での移動を避ける傾向が続き、国内一般団体、国内学生団体とも取り扱いが減少に。国内企画旅行は、Ｇｏ Ｔｏトラベルの一時停止が影響し、前年を上回った。
海外一般団体、学生団体、海外旅行企画は、国際的な新型コロナウイルス感染者拡大で旅行の中止や延期の影響を受けて取り扱いが減少した。
外国人旅行は、外国人の入国制限措置などの影響を受け、レイルパスなどの払い戻しの結果、前年を下回った。
