【年頭所感】「第三の創業」の推進を JTB 社長 髙橋広行

  • 2020年1月13日

髙橋社長

 新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 平成から令和へと新しい時代を迎えた2019年はまさに「グローバルMICEの年」でした。国を挙げて執り行われた「即位の礼」関連式典があり、また大型の国際会議も複数開催され、何といってもラグビーワールドカップ2019日本大会(RWC2019)は、日本中に熱狂と感動を巻き起こしました。世界中から訪れた方々に日本全国の豊かな文化や地域の魅力、そして日本人の「おもてなし」を感じてもらえる絶好の機会となりました。

 年間訪日外国人数は、日韓問題の影響が大きかったものの、全体としては引き続き好調に推移しています。また、海外旅行はヨーロッパ、ハワイ、アジアでは台湾の好調もあり、日本人海外旅行は2千万人市場へと伸長しています。

 一方で台風や大雨といった自然災害も多く発生し、被害を受けられた地域も広範囲にわたり、年が明けても復旧の道半ばです。そして世界遺産に登録され、沖縄県の象徴でもある首里城の大部分が焼失するという痛ましい火災も発生しました。これらの災害からの1日も早い復旧を願い、あらゆる支援活動を継続していきます。

 本年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)が開催されます。当社はオフィシャルパートナーとして、公式観戦ツアーや日本初のホテルシップ(横浜)を展開いたします。またRWC2019でスポーツホスピタリティ商品を販売した実績とノウハウをもとに、協業先とコンソーシアムを組み、Tokyo2020組織委員会から運営を受託し「東京2020オリンピック競技大会公式ホスピタリティパッケージ」の販売を開始しています。

 東京2020をオールジャパンで盛り上げ、来年のワールドマスターズゲームズ関西、そして2025年大阪・関西万博へと続く流れの中で、開催地だけでなく日本国内を周遊観光していただくことで広く日本の良さを知っていただく機会とすること、そして訪れる世界の人々との交流によって2千万人市場となった日本人の海外旅行をさらに伸長し、双方向の交流人口の増加につなげていくことが重要だと思っております。 

 交流創造事業をドメインとする当社として、その役割をしっかり果たしてまいりたいと思います。

 旅行市場においては、「Web化」「FIT化」や急速に進展しつつある「ダイナミック化」などの環境変化に対応していきます。お客さまとの最大の接点となっているウェブについては重要な販売チャネルの一つとしてサイト力を強化し、デジタルとヒューマンタッチを融合したサービスの提供により、お客さまのニーズに応えていきます。

 さらには、自社にない技術、ノウハウ、企業文化を持つ事業パートナーとの戦略的な連携も含め、ソリューションビジネスを推進します。

 2020年は「第三の創業」と位置付けた経営改革をさらに推し進め、旅行にとどまらない、「ひと」「もの」「情報」全てが交差する「交流」の場面をフィールドとして、「JTBならではの価値」の提供を目指します。

 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

新聞ご購読のお申込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第33回「にっぽんの温泉100選」発表!(2019年12月14日号発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位指宿

2019年度「5つ星の宿」発表!(2019年12月14日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第33回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2020年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2019年度「部門別・旅館ホテル100選」(2020年1月11日号発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram