
スモークポイントの設置例
美しい空間つくる
社会の分煙化傾向は年々進み、旅館・ホテルだけではなく、オフィスや大型商業施設などあらゆる建物で、取り組みの一層の強化が求められる時代になった。
Fujitaka(フジタカコーポレーション、京都市)は、充実した機能だけではなく、周囲の環境に合ったデザインを兼ねそろえた最新の喫煙ブース「SMOKE POINT(スモークポイント)」を提案する。
かつての喫煙ブースは、禁煙と喫煙の空間を分離することに重点を置いた。そのため、デザインが建物の雰囲気に合わず管理者が導入を見送ったり、煙が漏れ出すなど性能が低かったりするものも一部で見られた。
スモークポイントは、デンマーク生まれのスタイリッシュなデザイン。周囲を開放感ある透明ガラスで囲み、美しいインテリア空間を生み出す。
本体には3種類のフィルターを装備し、吸引したたばこの煙のほとんどに当たる99・95%を除去する。さらに、大容量の吸い殻入れ設置や静音・省エネ設計など性能も高い。移設も簡単にできる。
スモークポイントの中で紫煙をくゆらす喫煙者と、すぐ外にいる非喫煙者が、近くにいながら互いに嫌な思いをせずにコミュニケーションをとることも可能だ。
ラインアップは、全面扉がなく開放感が高い「オープン」、一部がない「セミオープン」、完全に仕切る「ドア」の3種。清掃・メンテナンス制度もあり、導入施設はこの制度を利用し、いつでも快適な分煙環境を維持できる。
旅館・ホテルでは熱海後楽園ホテル(静岡県熱海市)や湯元啄木亭(北海道函館市)、ホテル翔峰(長野県松本市)など、有名宿泊施設にも多数導入されている。