「JATAの道プロジェクト」に同行取材し、各地のさまざまな風景を撮影した。震災と原発事故の影響がいまだ続いているのが分かった。11年たったが、復興はまだ途上にある。
大熊、富岡両町を通る国道6号沿いにある紳士服コナカの店舗。営業しているかのようだ
ファッションセンターしまむらの店舗。にぎわいを取り戻すことはない
除染廃棄物の袋の山。なくなる日が来るのだろうか
止ったままの時計
東日本大震災・原子力災害伝承館にある時計。右は地震発生時刻、左は津波到達時刻を示している。この時計が動くことはない
津波の衝撃
基礎ごと流されたポスト(上)と折れ曲がったガードレールの支柱(下)。津波の衝撃の大きさが分かる=東日本大震災・原子力災害伝承館で
復興のシンボル
2020年8月に開業した道の駅「なみえ」。浪江町にとって道の駅は、復興のシンボルとしての使命を持って誕生したという
希望のトレイル
名取トレイルセンターはハイカーや地域住民、観光客がくつろぎ、交流できる施設。左壁面にはみちのく潮風トレイルの全貌が分かる地図がある
人の営みがあった
名取市震災復興伝承館に展示されている震災前の閖上のまちを表すジオラマ。津波で大きな被害を受け、今は更地になっている。当時の面影はない