【データ】業務用掃除ロボット市場規模調査

  • 2020年7月11日

 日本能率協会総合研究所は6月30日、「業務用掃除ロボット市場規模調査」の結果を発表した。

株式会社日本能率協会総合研究所(略称:JMAR 本社:東京都港区、代表取締役:譲原正昭)が提供するMDB Digital Searchでは業務用掃除ロボット市場を調査し市場規模を推計いたしました。
【URL】 http://search01.jmar.co.jp/mdbds/
                業務用掃除ロボット市場規模・予測

業務用掃除ロボット市場概況
・2024年度の業務用掃除ロボット市場は約150億円。
・業務用掃除ロボットは、家庭用に比べ筐体が頑丈で収集できるごみ容量が大きく、広範囲、長時間の清掃が可能。
・労働力不足を背景に、不動産業者やホテル業者など施設を持つ事業者や、ビルメンテナンス業者、清掃業者では清掃作業の省力化のために業務用掃除ロボットを導入するケースが増加。
・大手企業による導入が先行しているが、低価格化が進むことで、中堅・中小企業にも導入が進むことが見込まれる。

業務用掃除ロボットは、清掃する箇所を学習し自律動作する機能や、機器に搭載したカメラやセンサーで部屋の形状や家具等を検知し、障害物を避けながら清掃する機能等を持ちます。家庭用掃除ロボットに比べ、広範囲の清掃や長時間の利用を想定し、筐体サイズや収集できるごみの容量が大きく頑丈であることが特徴です。

無人で自律的に動作する掃除機は従来から研究・開発が行われてきましたが、バッテリー容量や性能、コスト等で課題があり、人が行う清掃に比べ優位性を示すことができなかったため、本格的な市場立ち上がりには至らない状態でした。近年は、各種電子部材の性能向上・コスト低下、自律性能の向上などにより製品機能が高まっており、業務用掃除ロボットの需要が高まっています。2018年頃より参入企業が増加し、販売展開の活発化が進んでおり、2019年から本格的な市場の立ち上がり期に入っています。

業務用掃除ロボットのユーザーは、不動産業者やホテル業者、流通業者、鉄道会社など、施設を持つ事業者やビルメンテナンス業者、清掃業者などが中心です。清掃員は深夜・早朝勤務があることなどから人材定着率が低く人手不足が常態化しており、業務用掃除ロボットの導入により人手不足解決を図る意向が高いです。ただし、清掃業者は中小企業が多く、新しい機器への抵抗感やコストがネックで導入が進まないケースもみられます。現状は新しい機器の導入意向が高い大手企業ユーザーによる導入が先行していますが、今後、導入事例の増加や、低価格化が進むことで、中堅・中小規模のユーザーにも導入が進んでいくとみられます。


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