【データ】新型コロナウイルスと旅行業に関する調査

  • 2020年5月23日

 アメリカンホリデーズは12日、「新型コロナウイルスと旅行業に関する調査」の結果を発表した。

株式会社アメリカンホリデーズ(本社:東京都江東区、代表取締役:遠藤 秀登)は、空港勤務・旅行代理店従事者を対象に、新型コロナウイルスと旅行業に関する調査を実施しました。
旅行業界は、新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな影響を受けています。
世界中で不要不急の外出自粛が求められており、航空便やホテルの予約キャンセルが続いています。
例えば、GWの人気観光スポットとして上がる「ハワイ」においても5月末までホテルの閉鎖をしているようです。

旅行に行きたくても行けないという状況が続いています。
しかし、新型コロナウイルスが終息すれば今まで通り旅行に行ける日が来るでしょう。

では、新型コロナウイルスの終息後に向けて今のうちからできることは何かあるのでしょうか?

新型コロナウイルスと旅行業に関して、実際に現場に携わっている方に聞くのが一番です。
今の状況を旅行業の方はどう捉え、終息後どのようなことを行う予定なのでしょう。

そこで今回、株式会社アメリカンホリデーズhttps://american-holidays.jp/)は、空港勤務・旅行代理店従事者を対象に、新型コロナウイルスと旅行業に関する調査を実施しました。

新型コロナウイルスが終息し、旅行を楽しむために今できることとは…!?

  • 新型コロナウイルス…旅行業への影響は?過去の出来事と比較してどうですか?

始めに、新型コロナウイルスの影響に関して伺っていきたいと思います。

「新型コロナウイルスの感染拡大は企業活動に影響を及ぼしていますか?」と質問したところ、ほぼ全ての方が『はい(97.0%)』と回答しました。

連日ニュースで報道されているように、新型コロナウイルスは旅行業の活動に大きな影響を及ぼしているようです。

では、今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、9.11同時多発テロやSARSなどの過去に起きた出来事と比べるとどちらの影響が大きいのでしょうか?

「新型コロナウイルスと過去に起きた出来事(9.11同時多発テロ、SARSなど)だとどちらの影響が大きいですか?」と質問したところ、こちらもほぼ全ての方が『新型コロナウイルス(98.6%)』と回答しました。

過去の出来事と比較しても、今回の新型コロナウイルスは今までに経験したことのない出来事なのかもしれません。

9.11同時多発テロやSARS、エボラ出血熱といった出来事も世界中に大きな影響を与えました。
では、過去の出来事ではどのような対策を取ったのでしょうか?詳しく聞いてみました。

■9.11同時多発テロやSARS、エボラ出血熱が起きたとき…どのような対策を取りましたか?
・「国内旅行のプランを多めに企画した」(30代/女性)
・「対象国の出国制限を取った」(40代/女性)
・「テロや感染の可能性がある地域だけプランの中止を行った」(50代/男性)
・「出入国時の検査体制を強化、乗客の体温測定などによる罹患者の早期発見体制の強化」(50代/男性)
などの回答が寄せられました。

空港勤務の方、旅行代理店の方が当時どのような対策を取っていたのかが判明しました。

  • 過去の出来事から学んだ新型コロナウイルスへの解決策は?

9.11同時多発テロやSARS、エボラ出血熱といった世界中に大きな影響を与えた出来事を経て、今回の新型コロナウイルスへの解決策はどのようなものが挙げられるのでしょうか?

「過去の出来事から新型コロナウイルスで受けた影響への解決策はありますか?」と質問したところ、4割の方が『ある(40.5%)』と回答しました。

どのような解決策があるのでしょうか?詳しく聞いてみました。

■新型コロナウイルスで受けた影響…どのような解決策がありますか?
・「情報の取り扱いを速やかにし、報告を徹底する」(30代/男性)
・「お客様の安全を考えたアナウンスをすぐに行い、キャンセルや問い合わせ対応を考える」(30代/女性)
・「営業の強化やWeb対策などを行う」(40代/男性)
・「経費を抑えて、需要回復を待つ」(50代/男性)
などの回答が寄せられました。

当時の出来事から学んだ経験を活かし、新型コロナウイルスへの解決策を講じているようです。

  • 旅行業再開のタイミング

新型コロナウイルスの影響で、旅行代理店や空港勤務の方は休業が相次いで起こっています。
では、旅行業に従事する方は、どのタイミングで再開を検討しているのでしょうか?

「どのタイミングで旅行業の再開を検討していますか?」と質問したところ、『緊急事態宣言の解除後(34.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『特効薬・治療薬が出てから(21.5%)』『海外の状況を見て判断(21.3%)』『感染者数が横ばいになってから(19.8%)』と続きました。

2020年4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府の対策本部で東京などの7都府県を対象に、「緊急事態宣言」が発令されました。さらに、16日には、対象区域を全都道府県に拡大することを正式に決めました。

5月6日までを期限として発令された緊急事態宣言ですが、感染拡大を更に抑えるためにも5月末までの延長を発表しました。

まだまだ予断を許さない状況ではありますが、新型コロナウイルスが終息し緊急事態宣言が解除された後に初めて、旅行業が再開する見通しが立つのかもしれません。

  • 新型コロナ終息後に大規模なキャンペーンを実施しますか?

新型コロナウイルスの影響から、旅行業は大きな打撃を受けています。
そのような状況を回復させるために、政府は、新型コロナウイルス終息後に官民一体の大規模なキャンペーンを実施予定であると発表しています。

では実際に、旅行業の方は新型コロナウイルス終息後に大規模なキャンペーンの実施を予定しているのでしょうか?

「新型コロナウイルス終息後に大規模なキャンペーンを実施する予定ですか?」と質問したところ、6割の方が『はい(60.3%)』と回答しました。

大規模なキャンペーンを実施する予定であると判明しましたが、その際にどのようなことが予想されるのでしょう。

「キャンペーンの際に予想されることを教えてください」と質問したところ、『人気観光地に人が集中する(43.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『予約が殺到して取りづらくなる(30.5%)』『色々なキャンペーンが出て選びにくい(17.9%)』『航空券やツアーの売り切れが続出する(6.9%)』と続きました。

大規模なキャンペーンによって、人気の観光地に人が集中したり、予約が殺到しなかなか取りづらい状況になったりと様々なことが予想されているようです。

新型コロナウイルス終息後は観光需要回復のために様々なキャンペーンが実施されるのかもしれません。
今のうちからどのようなキャンペーンが予定されているのか、チェックしてみてはいかがでしょうか?

  • 新型コロナ後に旅行したい人へのアドバイス!

連日報道されているように、まだまだ新型コロナウイルスに対して油断はできない状況です。
「1日でも早く終息して旅行に行きたい」と考えている方もいるでしょう。
では、今のうちから旅行に向けてどのような準備ができるのでしょうか?

「今、家でできる旅行に向けての準備を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『行きたい観光地のプラン作成(45.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『旅行メディアから情報収集(38.2%)』『旅行会社のメルマガやアプリ登録(32.4%)』『航空会社の目星を付けておく(23.3%)』『コロナの感染者数が低い地域・国を探す(18.1%)』『旅行に付けられるオプションプランを検索(13.9%)』と続きました。

行きたい観光地のプランを自分で作成してみたり、旅行メディアから情報収集をしたりと準備もしながら旅行へのモチベーションを高めていきましょう。
また、新型コロナ終息後の大規模なキャンペーンも見据えて、旅行会社のメルマガやアプリに登録しておくのも良いようです。

最後に、旅行業の方だからこそ言える、新型コロナ終息後に旅行する人に向けてのアドバイスやコツを聞いてみました。

■旅行業の人が教える!新型コロナ終息後に旅行する人に向けてのアドバイスやコツ!
・「旅行を楽しめるようオプションにこだわったプランを計画」(30代/女性)
・「あまり有名ではない穴場の観光地を探したり、地方の観光地にも目を向けたりする」(30代/男性)
・「自身の体調管理に気を配り、最寄りの医療機関の情報を把握」(40代/男性)
・「現地の制限などきちんと事前に把握してから計画する」(40代/女性)
・「極端に安い商品に手を出しちゃダメ!値段はケチらないほうが良い!」(50代/男性)
などの回答が寄せられました。

  • 終息後に向けて今できる行動と準備を

今回の調査で、新型コロナウイルスが旅行業に与えている影響が明らかになりました。
終息がいつになるか予測できず、不安を抱えている方も多いと思います。

しかし、こんなときだからこそ終息後に行きたいところ、したいことのプランが考えられるのではないでしょうか?
楽しいことを考えるとワクワクしますよね?
旅行業に携わる専門家のアドバイスを参考に、コロナ後の旅行プランを立ててみるのはいかがでしょうか?

普段の旅行のプランにオプションとしてフォトプランなどを付けて、コロナで行けなかった分ぜひ思いっきり楽しんでください。

今回の調査で明らかになった情報を、1日でも早く活かせるように今できる行動と準備をしましょう。
1日でも早く新型コロナウイルスが終息し、旅行を通してみなさんが楽しい思い出作りができる日が来ることを祈っています。

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