【データ】千葉県の2016年観光入り込み客数


前年比2.3%増の1億7765万人

宿泊微減も外国人数は増加

 千葉県商工労働部観光企画課のまとめによると、同県の平成28年の観光入り込み客数(延べ人数)は約1億7765万人で、前年比2・3%増加した。また宿泊客数(同)は約1738万人で、同1・0%減少した。

 観光入り込み客数は、同県の観光地点549地点と行祭事・イベント235地点を訪れた客数。

 入り込み増加の要因は、前年オープンした道の駅保田小学校(鋸南町)、道の駅季楽里あさひ(旭市)の客数が大きく伸びたことなどが挙げられる。

 行祭事・イベントでは、幕張メッセでの開催イベント数の増加や、ちばアクアラインマラソンが開催されたことなどが影響したと見られる。

 観光入り込み客数(延べ人数)が多かった観光地点は、1位東京ディズニーリゾート(浦安市、3千万人)、2位成田山新勝寺(成田市、1112万人)、3位海ほたるパーキングエリア(木更津市、772万人)、4位幕張メッセ(千葉市、625万人)、5位パサール幕張(千葉市、442万人)など。

 観光入り込み客数(同)が多かった行祭事・イベントは、1位茂原七夕まつり(茂原市、81万人)、2位佐原の大祭(香取市、75万人)、3位柏まつり(柏市、69万人)など。

 一方、宿泊客数の減少は、前年と比べてゴールデンウイークやシルバーウイークの日並びが悪かったことや台風の影響などが考えられる。ただ、外国人宿泊客数は前年比5・8%増加した。

 宿泊客を地域別に見ると、東葛飾地域(浦安市など)が最も多く、次いで印旛地域(成田市など)、千葉地域(千葉市など)、安房地域(鴨川市など)の順。

外国人は中国からが約133万人と最も多い。次いで台湾、北米など。


http://www.kankokeizai.com/image/2017pdf/20171209_04.pdf


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