総取扱額3%減、国内旅行は7%減
鉄道旅客協会が27日に発表した主要旅行業12社の今年7月の旅行取扱額は、前年比3.0%減の2886億6592万円だった。内訳は、国内旅行が7.3%減の1719億6544万円、海外旅行が3.6%増の1020億8697万円、外国人旅行が10.0%増の128億5643万円、その他が2.8%減の17億5708万円となっている。
総取扱額が前年を上回ったのは、日通旅行、阪急交通社の2社。分野別で見ると、国内旅行は全社が前年比減。海外旅行は東武トップツアーズを除く10社が、外国人旅行は名鉄観光サービス、農協観光、読売旅行、阪急交通社を除く8社が前年超えとなった。
4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比0.2%増の1兆1399億697万円だった。各社の取り扱い状況を見ると日本旅行、西鉄旅行、阪急交通社の3社が前年同期を上回った。
内訳は、国内旅行が3.8%減の6903億5564万円、海外旅行が7.1%増の3804億4512万円、外国人旅行が8.9%増の625億6146万円、その他が11.8%減の65億4475万円。分野別に見ると、国内旅行が1社、海外旅行が9社、外国人旅行が7社、その他が8社中2社で前年実績を上回っている。