総取扱額は2%の伸び 国内旅行は振るわず2%減
鉄道旅客協会が2月26日に発表した主要旅行業12社の1月の旅行取扱額は、前年同月比1・5%増の2223億2129万円だった。内訳は、国内旅行が2・0%減の1320億4985万円、海外旅行が7・6%増の800億2966万円、外国人旅行が3・7%増の89億6815万円、その他が1・4%増の12億7363万円となった。
総取扱額が前年実績を上回ったのは、日本旅行と東武トップツアーズ、農協観光を除いた9社。分野別で見ると、国内旅行は名鉄観光サービス、京王観光、読売旅行、西鉄旅行が前年実績を上回っている。このほか、海外旅行は9社、外国人旅行は7社が前年比増となった。
昨年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比1・6%増の2兆9389億7739万円だった。各社の状況を見ると京王観光、農協観光、読売旅行を除く9社が前年同期を上回った。
内訳は、国内旅行が0・6%減の1兆8315億9666万円、海外旅行が5・5%増の9522億9913万円、外国人旅行が6・3%増の1360億9420万円、その他が1・7%増の189億8741万円だった。国内旅行が5社、海外旅行が12社、外国人旅行が10社で前年実績を上回った。